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ある日、妻・そらと出席した町内会の会合で交流イベントの議題が挙がった。難航するかと思いきや、そらのキャンプという提案に会長の小沢や役員たちは賛同し、トントン拍子でキャンプの開催が決まった。そしてキャンプ当日、僕も同行するはずだったのだが仕事のミスが発覚し、そら一人で向かわせる事になってしまう。キャンプには大勢の人が参加するだろうと思っていたのだが、何故かそらと会長たち計4人しかいないようで…。

妻のゆうとこの地域に引っ越して数か月、ゆうからとある回覧板を渡される。そこには町内会で2泊3日のキャンプを開催すると書かれていた。平日で行ける訳がないとゆうに伝えたのだが婦人会と仲良くなっておきたいと言って聞かないので泣く泣く1人で行ってもらう事にした。そしてキャンプ当日、全員参加なら安心と言い聞かせゆうを見送ったのだがその夜、キャンプの参加者がゆうの他に中年男3人しかいない事を告げられて…。

妻の加奈と結婚して3年、転勤でこの町内に引っ越してきた。そして今日、地区対抗の運動会があるからと休日練習に駆り出されている。中年オヤジたちの妻を見るイヤらしい目線に嫌気が差していると、思い出した様に町内会長の杉浦からキャンプの案内状を渡された。僕は仕事で行けないと突っぱねたが、婦人会との関係を考えた妻は参加すると言い出した。数日後、不安な表情で車に乗り込む妻に気付けないまま見送ってしまって…。

妻のナオからある日、町内会でキャンプがあると聞かされる。理由をつけて断ろうと思っていたが、会長の小沢さんに僕の上司にまで根回しをされていて、泣く泣くナオと二人で参加することになる。そしてその日、ナオとは別々で現地に向かう事になったのだが会長の小沢さんから送られてきた住所には誰もいなくて…。どうやら連絡ミスで、参加者は4人になってしまったらしい。なナオはお酒が弱いから変な事にならなければいいが…。

妻の藍と新しい町内に引っ越して来て数か月、日に日に露呈する町内のしがらみに僕は嫌気が差していた。今度も町内で強●参加のキャンプがあるらしい。僕は仕事が忙しいからと藍に代わりに行ってもらう事にした。藍を見送って数時間、電話で女性は1人だけと知らされる。2泊3日の閉鎖的な空間、繋がりづらい電波、弱いはずなのに酔っ払っている妻、今思えば不審な点ばかりなのにあの時の僕は妻の異変に気づけなくて…。